わたしたちの
教育コンセプト
「Future Literacy」とは

私たちは、不確実で未来の予測が困難な現代社会において、レジリエントに対処し未来を切り拓く能力を「Future Literacy」(フューチャーリテラシー「未来を切り拓き生きる力」)と定義し、その能力の開発を行っています。
「Future Literacy」には、課題発見、問題解決、情報収集や正しい情報の選別、イノベーションを起こす行動力や発想力、デジタル技術の理解や表現力など様々な側面の能力を含みます。

  • 創造性とイノベーション

    新しいアイデアを生み出し、問題に対する革新的なアプローチを見つける能力。イノベーションは将来の変化に適応する鍵となります。

  • データ分析

    データを収集し、分析し、洞察を得る能力。未来のトレンドやパターンを探究、発見し、意思決定に活用する能力。

  • システム思考

    問題や社会環境課題を単純な要因だけではなく、複雑なシステムとして捉え、相互関係や影響を理解するスキル。これにより、持続可能な社会に貢献するアイデアを見つけるのに役立ちます。

  • コミュニケーション

    アイデアやビジョンを効果的に伝え、他の人と協働、協力するスキル。フューチャーリテラシーにおいて、協力と連携は不可欠です。

  • クリティカルシンキング

    探究から得た情報を批判的に評価し、信頼性を判断する能力。データに基づいた意思決定に寄与します。

  • 適応力

    環境の変化に適応し、柔軟に対応する能力。未来の不確実性に対処する際には、レジリエントな柔軟性が重要です。

  • シナリオプランニング

    異なる未来のシナリオを思考し、それぞれに対する構想を立てる能力。シナリオプランニングは未来の不確実性を理解し、対処する手段の一つです。

  • デジタルリテラシー

    デジタルテクノロジーの理解と活用能力。未来のリテラシーにおいて、AIやデジタルツールは重要な役割を果たします。

  • エシカルリーダーシップ

    倫理や道徳的な視点から意思決定し、社会的な影響を考慮する能力。持続可能な未来を築くために重要です。

こうした「Future Literacy」を高めることはレジリエントな人づくりに貢献し、SDGs目標達成に貢献できると考えます。
子どもたちは、「Future Literacy」を身に着けることで、将来の生きる目的を見つけ、直面する社会課題をポジティブに解決しながら、未来を創造する新しいリーダーに成長できます。
わたしたちは、子どもたちが未来の不確実性や社会・環境を取り巻く課題に対し、協調性をもって主体的に解決策を見出すスキルを身につけるために、パートナーと協働し、教育を変革していきます。